
こんにちは 介護歴7年目の はるはるです。
脳梗塞の後遺症で、左半身の麻痺がある母は、長い距離を歩くことができません。最近では高齢なのも相まって、歩く機会が少なくなってきました。
片麻痺の方にとって、使える方の足の筋肉トレーニングは非常に大事です。長い距離を歩けない高齢者でも、短い時間でトレーニングができる階段昇降はおすすめです!
しかし片麻痺の高齢者の階段昇降は、介護者にとっては転倒が非常に心配ですよね。特に降りる時はヒヤヒヤしますが、意外に「後ろ向き」で降りる方が、降りやすいようです。
片麻痺のある母が、階段昇降でトレーニングしている方法を参考にしてください。
片麻痺の高齢者の、階段昇降トレーニング方法

片麻痺の高齢者が筋肉トレーニングをするのはなかなか難しいです。しかし、使える手足の筋肉をできるだけ衰えないようにすることは、自分で動ける状態を保つために重要なことです。
私の母も平たんな場所では長く歩くことができないので、短い時間でも手足の筋肉のトレーニングになる階段昇降は、機会があれば積極的に行っています。
片麻痺の高齢者の階段昇降|必ず手すりのある階段で行う
手すりでグッと力を入れて上り下りするので、壁だけでは危険です。使える手の方に、手すりがない階段では行わないようにしましょう。
階段昇降は、腕のトレーニングにもなります。
片麻痺の高齢者の階段昇降|介護者は必ず、横か下側で見守る
介護者は、少し下側で手を添えて見守ることが必要です。
片麻痺の高齢者の階段昇降、安全な降り方は後ろ向き

階段昇降がトレーニングに良いと理解はできても、介護者にとって、特に降りる時が転倒しないか心配ですよね。
おすすめしたいのが後ろ向きで降りること。
後ろ向きで降りると、重心が階段の上側に向かうので、片麻痺でも降りやすいようです。もしバランスが崩れたとしても、階段の下側に向けて落ちる可能性が低いため、恐怖もやわらぎます。
後ろ向きで降りると、介護者も安心
階段の下に向けて転倒しそうになると、介護者も支えることができないので心配ですよね。後ろ向きで降りると、重心が階段の上側にあるので、もしバランスを崩したとしても、後ろから倒れる可能性は少ないです。
階段の上側に向けて倒れるくらいであれば、介護者も支えることができるので、安心してトレーニングを見守ることができます。
まとめ|片麻痺の高齢者は、階段を後ろ向きで降りて安心トレーニング!
片麻痺の私の母が実施している、階段昇降トレーニングをご紹介しました。
階段を後ろ向きで降りるのは、手足が健常な私たちでも少し怖い感じがしますよね。しかし片麻痺の母にとっては、麻痺している足を後ろに振り上げやすいので、降りやすいようです。
片麻痺で歩ける状態であれば、階段昇降はおすすめしたいトレーニングです。是非参考にしてください。