こんにちは!主人は韓国人、日韓国際結婚11年目のはるはるです。
離婚後も「共同親権」を適用する法案が、話題になっていますね。
韓国は、離婚後も「共同親権」が認められている国です。離婚された方すべてが「共同親権」というわけではなく、話し合いや、裁判所の判断などで、「単独親権」や「共同親権」など、決められるようです。
それなら、私たちのような日韓夫婦の離婚は、どうなるのでしょうか?
結論。親権自体はどちらかの国の法律で決定されても、多種多様な家族の形がある、ということです。
「共同親権」が認められている韓国でも、離婚後の家族の形は多種多様
日本では離婚後「単独親権」ですが、法律的には「単独親権」でも、共同で子どもを育てている方、養育と経済をしっかり分担して育てている方は多くいらっしゃいます。
「単独親権」は法律だけの問題であって、実際は多様な家族の形があると思います。
韓国も同様、「共同親権」であっても、片親しか養育していなかったり、経済的な面で押し付けあったり、子どもが仲の悪い両親の間に入らなければならなかったり、「共同親権」なりの問題もたくさんあるようです。
実際、主人の両親は離婚していますが、間に挟まれている主人を見て、いつも「不憫だな」と感じていました。
日韓夫婦が離婚したら、どちらかの国の法律で親権は決定される
私たちの家族の状況です。
主人は韓国国籍(日本の戸籍はなし)
私は日本国籍(韓国の戸籍はなし)
子供たちは日韓二重国籍(日韓どちらにも戸籍がある)
日韓の婚姻は、どちらの国も、外国人に戸籍は作られません。それぞれの国の戸籍で、「外国人と婚姻関係がある」という記録がつけられているだけです。
そのため国籍が違う日韓夫婦が離婚した時は、「どちらの国の法律で、離婚や親権を決めるか」というところから始めなければならないようです。
子どもの国籍、居住地や家庭の状況などで、離婚や親権決定の方法が、個々でまったく違いますので、法律事務所、在韓国大使館、韓国民団などに問い合わせてみてください。
まとめ|韓国の「共同親権」も、日本の「単独親権」も、法律だけの問題かも?
調べてみると、日本のように離婚後「単独親権」である国は、少ないようです。「共同親権」が認められている国が多いようですが、結局どちらにも、メリット・デメリットはあると思います。
第一に、子どものことを一番に考えて、親権や、家族の形を考えていくべきですよね。
結局、「共同親権」でも「単独親権」でも、「国籍が同じ者同士」でも、「日韓夫婦」でも、子どものためを思った個々の話し合いが、何より重要かもしれません。