こんにちは!片麻痺の母の介護歴7年の、はるはるです。
介護が必要になった方の生活や、また介護者の負担を軽減するためのに、一番重要な介護用品が「介護ベッド」です。いま、レンタルすべきか、購入すべきか、悩んでいるところでしょうか。
費用面でも、使い勝手でも一長一短がありますが、私の介護経験からみた、レンタルと購入についてメリット・デメリットをご紹介します。是非参考にしてください。
介護経験からアドバイス|介護ベッド【レンタル】のメリット
介護ベッドレンタルのメリット|低コストで初期費用をおさえられる
介護ベッドをレンタルする最大のメリットは、「低コストで始められる」という点です。レンタル料金は一般的に月額5,000円〜15,000円程度です。
新品の介護ベッドを購入するのと比べると、初期費用を大幅に抑えられます。
介護ベッドレンタルのメリット|故障の修理にお金や手間がかからない
加えて、レンタル期間中に介護ベッドが故障しても、レンタル業者が無償で修理や代替品の手配を行ってくれます。購入した場合の修理代負担がなくて安心です。
介護ベッドレンタルのメリット|付属品もまとめてレンタル可能
介護レンタル業者によっては、ベッド本体に加えて付属品一式(マットレス・手すり・グリップ等)も、一緒にレンタル可能なところがあり便利です。
介護経験からアドバイス|介護ベッド【購入】のメリット
介護ベッドレンタルのメリット|ランニングコストを抑えられる
介護ベッドの購入メリットは、ランニングコストを大幅に抑えられることです。
新品の介護ベッドは10万円〜30万円程度が相場ですが、一度購入すれば利用期間に関わらず、固定費用は発生しません。
介護ベッドレンタルのメリット|介護が長期になった場合はレンタルより安い
例えば、レンタル料金が月額5,000円と安くても、3年半ほどで20万円くらいになります。
新品の介護ベッドは10万円〜30万円程度なので、3年以上介護をすることが分かっている場合は、購入する方が費用は抑えられると思います。
介護経験からアドバイス|介護ベッドのレンタルか購入の判断基準
介護ベッドの、レンタルと購入のメリットを踏まえて、選ぶための判断基準をまとめました。
介護ベッドのレンタルがおすすめな場合
- 1~2年程度の短期間での利用を想定している
- 介護環境の変化に合わせて、随時ベッドを入れ替える必要がある
- まとまった予算を準備するのが難しい
- 修理の手配や、ベッドの処分など、面倒なことはしたくない
介護ベッドの購入がおすすめな場合
- 数年以上の長期利用を見込んでいる
- 慣れ親しんだベッドで変化を少なくしたい
- 初期費用を用意できる余裕がある
- 全体的な費用をおさえたい
まとめ|介護ベッドのレンタルか購入かの問題は、ご家族の状況にあわせて検討しましょう
どちらを選ぶにしても、まずは介護ベッドの種類や機能を把握し、ご家族の状況にぴったり合うものを選ぶ必要があります。
我が家では、レンタルの介護ベッドを利用していますが、10年以上介護をしています。購入するよりも費用は高くなりましたが、故障したときの対応や、その他関連する介護用品をレンタルする際など、介護用品レンタル業者がすべてやってくれるので、とても楽です。介護などで忙しい毎日なので、費用は高くても、そのように対応してもらえるレンタルを選択しました。
この記事と、ご家庭の状況に合わせて、賢く介護ベッドを選んでください。