こんにちは!介護歴7年のはるはるです。
ニュースで桜の開花予想が出始めました。全国で桜の開花宣言も間近!?お花見に行くのが待ち遠しくなりましたね。
私は現在家族と交代で、片麻痺がある母を介護しています。子供達がいることもあり、季節の景色を楽しんだり、いつもと違った刺激を受けてもらうのに、一緒に外出できそうな場所であればよく連れて行きます。
身体が不自由な高齢者にとって外出することは、気分転換になったり、外の空気に触れることで疲れてよく眠れたり、メリットがたくさん。リハビリにも繋がりますからね!
片麻痺のような身体が不自由な高齢者と一緒に外出する際は、注意点や準備物がしっかりできていればまったく難しいことではありません^^
介護歴7年の私が、片麻痺の母と外出をする時に工夫しているポイントを伝授します♪
片麻痺の高齢者と一緒にお花見する際の【注意点】
片麻痺かどうかに限らず、身体が不自由な高齢者と一緒にお花見をする際、事前に注意したポイントがあります。
駐車スペースの確認
身障者用や広い駐車スペースがある場所なのか確認が必要です。
車椅子が通れる場所か確認
車椅子で通ることが難しい道もあります。車椅子で行ける場所を選びましょう。
近くに身障者用のトイレがあるか
高齢者は頻繁にトイレを利用します。近くにトイレがあるか確認しましょう。車椅子なので、身障者用のトイレがあるのがベスト!
天気や行く時間帯の確認
気温や風で、かなりの体力を消耗します。快適に外出できる日や、時間帯を選びましょう。
片麻痺の高齢者と一緒にお花見する際の【準備物】
片麻痺などの身体の障害がある高齢者は、外出先で起きる色々な出来事を考えて、心配で外に出たがらない方もいらっしゃいます。安心して外出できるよう準備をしっかり行い、事前にそのことを伝えてあげましょう!
食事の時の机や椅子
足を曲げて座れないので、アウトドア用の机や椅子を準備します。
防寒着や日よけ
春といっても、まだ風が寒かったり、時間帯によっては寒い場合もあります。帽子や上着、足にかける毛布が必要です。また日傘のような日よけもあると便利です。
もたれかかれるような椅子
長時間、椅子に真っすぐ座っているのも疲れるので、もたれかかれるような椅子があるとベスト。椅子がない場合は、布団のようなセットを持っていき、シートの上にひいて横になってもらっても良いです。
眼鏡や目薬
高齢者は太陽の光で目が痛くなってしまうので、サングラスのような眼鏡や、目薬を持参しましょう。
尿取りパット
トイレの問題で、特に体に片麻痺などの障害がある高齢者は、外出を心配する方が多いです。尿取りパットや着替えを用意したり、本人が嫌がらなければ、高齢者用の紙おむつをしてもらう方法もあります。
片麻痺の高齢者におススメの【お花見スイーツ】
お花見に欠かせないスイーツと言えば、桜餅や三色団子!!
しかし、片麻痺の高齢者は、のどの嚥下運動が低下しているので、粘り気のあるお餅のような食べ物は、誤嚥の恐れがあるんですよね。また入れ歯である場合、食べにくいことも。
そこでオススメしたいのが、少しつぶしたご飯でお団子を作る方法です。
お花見ごはん団子の作り方
①ボールにご飯を入れて、すりこぎやスプーンなどでご飯をつぶします。粘り気がない方が食べやすいので、少しつぶすくらいで大丈夫です。
②中にあんこを入れても美味しいです。ラップにつぶしたご飯を置いて、一緒にまるめる作業をすると楽しいですよ。
③桜エビ、青のりで色をつけて完成!
みたらし団子風にしてもおいしいです。きな粉はむせるので避けましょう。
まとめ|2023年の開花宣言はもうすぐ!片麻痺の高齢者でも楽しめるお花見で、楽しい介護♪
ニュースで、今年の桜の開花宣言は例年より早いと聞いたので、今からどこがいいのか、いつがいいのか、情報をチェック中!!
日本人なら大好きな、桜の季節。身体が不自由になり、自分の思うように外出できなくなってしまった片麻痺の母も、毎年お花見は「疲れた~」と言いながらもとても楽しんでいます。
美しいものを目にすると、心も優しくなれますよね。準備物が多くて荷物が多くはなってしまうのですが、喜んでもらえると、介護している方もうれしくなります。
一年の中でも気候の良い春が、片麻痺の高齢者と一緒に外出できるチャンス!介護が始まり、外出を諦めていた方も、是非短時間から挑戦してみてください。桜の美しい景色の効果で、お互いの心が穏やかになれるかもしれませんね。