
こんにちは!3人バタバタ子育て中の、はるはるです。
選挙の投票は一人で行っていますか?私は毎回子連れで投票に行きます。
一番上の子は、幼稚園の頃から特に何も説明することなくただ連れて行っていましたが、小学三年生になった今年、とうとうこの質問がきた!
「みんなが投票するから、行かなくてもいいんじゃないの?」
「選挙とは何か」「投票とは何か」ということを、自分なりに考え出した証拠です。子連れで選挙に行くことは、学校では教えてくれないことを学ぶことができるとても良い機会!
今回子供からこの質問を受けて、学校では教えてくれない5つのことを伝えました。
子供に投票について教えるための事前準備

まず子供に選挙に参加する理由を教えたいですよね。まず私たち保護者が、自分の考えを具体的に伝えてあげることが必要です。
私が”選挙に参加する意味”は、「意見を伝えることができ、意見を聞いてもらえるから」と伝えました。もし伝え方に迷っていたら、是非参考にしてください。
「夕食何食べたい?」の答えを題材に説明する
「夕食何食べたい?」と聞かれた時に、「ハンバーグが良い」と答えても良いし「何でも良い」と答えても良い。答えるか答えないかの自由があります。
「ハンバーグが良い」と答えたら
ハンバーグが食べられます。ソースの味を変えてほしかったら、お母さんに希望を伝えると、意見として取り入れられ、次に食べる時は、希望のソースのハンバーグを食べることができます。
「何でも良い」と答えたら
何を出されても食べなくてはいけません。もし違うものが良いと言っても、それは意見ではなくて、クレームと捉えられ、お母さんに聞いてもらえません。
「選ぶ」ことは、何かあった時に「自分の意見」を言える!
「選ぶ」ことをせずに、文句だけいうのは恥ずかしいこと。そして絶対意見を聞いてもらえません。
何かあった時に自分の意見を言えるように、やるべきことはちゃんとやっておくことが必要であることを伝えました。
子連れ投票で、子供が学べる5つのこと

投票の意味と大切さについて学べる
投票は、自分たちが生活する地域や、国の未来を決める大切な手段!
投票によって自分たちの生活や未来に変化が起きることを、学ぶことができます。
社会参加できることを学べる
生きていくためには、社会と共存することがどうしても必要。投票は、社会参加や協力の大切さを学ぶことができます。
投票することで、まず自分の身近な問題がどう変化したのか目を向け始めますよね。目を向ける範囲が広がることは、社会の中の自分がいることを知ることになります。
社会の一員であることが分かると、地域の方と協力したり、自分の役割を見つけることに繋がると思います。周りの人と、頼ったり頼られたりする関係を気づけると、親としても安心ですよね。
情報収集方法について学べる
候補者や政策・公約についての、情報収集について学ぶことができます。
政策や公約はいったい何なのか。そして、新聞、テレビ、インターネットで調べられることを教えてあげましょう。
候補者の選び方について学べる
子供に「お母さんはどうやって選んでるの?」と聞かれたので、「子供たちの遊べる場所をつくってくれる人を選ぶよ」と、一つだけ答えました。
そして子供にも聞いてみると「学校で宿題がなければいいな」と答えたので、公約を見て、それを実現してくれそうな候補者を一緒に探しました。
若年層の選挙離れは、「誰を選んで良いのか分からない」や「誰でも同じ」という理由が多いですよね。候補者の選び方を具体的に教えてあげると、その部分を解決することができます。
投票に参加する手続きについて学べる
投票日や投票所の場所、投票方法などについて学ぶことができます。
いつも投票に連れて行っているうちの子供たちは、投票当日と、期日前投票の場所が違うことや、どうやって投票用紙に名前を書くのかを、ちゃんと理解しています。
まとめ|選挙権は18歳から!投票について教えるのは、小学校からでも遅くはない!

子供たちに投票について考えてもらうことは、民主主義の日本では必要ですよね。
ただ投票に連れて行くだけでも、「これはいったい何なのか」と、子供が自分で疑問に思うきっかけになると思います。実際、うちの子もそうだったので!!
他の方の迷惑にならないようであれば、子連れ投票を断られることはありません。ただ、投票当日気をつけなければならないことは、投票用紙に書いた名前を、読み上げないように注意しておくことくらい(笑)
子供と一緒に投票に参加すると、教えるために候補者についてよく知ろうと思うようになるので、自分自身も選挙への関心が高まります。是非、次の選挙の機会には、お子さんと一緒に投票に参加してみてくださいね!