
こんにちは!3人兄妹バタバタ子育て中の、はるはるです。
新学期!!子供たちは新しいクラスや環境にもう慣れましたか。きっとほとんどの子供たちが楽しく過ごしていると思いますが、私たち保護者は楽しく通えているのか不安になることありますよね。
今の時代、どんな環境にも負けないために「個性を大事にしてほしい」と思うのが親心。そんな新学期、子供たちに伝えたいことが詰まった絵本を発見しました!
それが「ぼくはびっくりマーク」という絵本。分かりやすい言葉と絵なので、未就学児から児童・生徒へもおススメしたい絵本です。
幼稚園や小学校で絵本の読み聞かせをして6年目になる私が、絵本「ぼくはびっくりマーク」についてご紹介します!
「ぼくはびっくりマーク」の作者は?

作:エイミー・クラウス・ローゼンタール
絵:トム・リヒテンヘルド
訳:大友 剛
発売日:2023/01/19
出版社: ひさかたチャイルド
私たちが小学生くらいの頃は、登校拒否になる原因は「いじめ」が大半だったのではないでしょうか。しかし今は、様々な原因で学校にいけない子供たちが、たくさんいることはご存じですよね。
歌手の星野源さんも通っていたことで有名な、校則や試験のない「自由の森学園」の卒業生、大友剛(おおとも たけし)さんは絵本の翻訳家。マジシャンとミュージシャンの顔も持ちながら、学校に行くのが難しい子供たちに向き合い、活動している方です。
「ぼくはびっくりマーク」は、そんな大友剛(おおともたけし)さんが翻訳した、2023年最新の絵本です!
「ぼくはびっくりマーク」のあらすじは?

登場するのは、「たくさんの普通の丸」と、「びっくりマーク」と、「クエスチョンマーク」。
大勢の「普通の丸」の中で、みんなと違うことに悩む「びっくりマーク」。ある日「クエスチョンマーク」に出会い、たくさんの質問をされます。
たくさんすぎる質問に「ちょっと待って!」と大きな声を出したびっくりマーク。大きな声を出したことをきっかけに、自分の役割を知ることに。
「みんなと同じじゃなくていい」ということを、かわいい絵と、分かりやすいストーリーで体験できる絵本です。
「ぼくはびっくりマーク」で子供たちが学べることは?

集団生活の中で子供たちは、自分が他と違うということに必ず遭遇すると思います。そういう状況に陥った時に、不安を感じるのは当たり前。
そこから乗り越えられるように、「あなたはあなたでいいんだよ」ということを知っておいてほしいですよね。
「ぼくはびっくりマーク」は、日常生活で遭遇するであろう自分と他人の違いや、個性を生かして役割を見つけることを、間接的に体験することができる絵本です。
まとめ|「ぼくはびっくりマーク」は、新学期の今だからこそ子供たちに読んでほしいオススメ絵本
子供たちは、毎年クラスが変わったり、友達が増えてくるに連れ、「自分と他人」を意識することが多くなります。「他と違う」自分の個性から、自分の役割を見つけていくのは、大人でも難しいことですよね!
集団生活の中で、必ず遭遇する問題を解決する方法は、言葉で伝えるのはなかなか難しい…。そんな時に、是非この絵本を通じて、自分で考えてもらう機会を作ってあげてください。
私達も過保護になりすぎずに、自分で解決できる力をつけられるよう、子供たちをサポートしていきましょう!
