こんにちは!主人は韓国人、日韓ハーフの3人の子どもを子育て中のはるはるです。
日韓ハーフの子ども達の将来のために、できるだけ日韓両国の文化やマナーを教えてあげたいですよね。特に食事の時のマナーに関しては、本人が恥ずかしい思いや、周りの人を不快にさせることがあるかもしれないので、しっかり教えてあげたいと思っています。
私達日韓家族は、日本を拠点にしているので、韓国での食事マナーで気を付けたいことをご紹介します!
日韓ハーフに教える食事マナー|お箸とスプーンは縦に置く
日本でのお箸の置き方は、手前に横に向けて置きます。しかい韓国では、縦向きに置きます。
正式には、お箸を右側、スプーンを左側に置きますが、通常家庭で食事をする時は、右側にまとめて縦に置いて大丈夫です。
日韓ハーフに教える食事マナー|取り箸は使わず大皿で食べる
韓国では、大皿で、家族みんな直接自分の箸で食べます。驚くことに、汁物も直接自分のスプーンですくって食べます。
特に汁物は、日本人の私にとっては食べにくくてしょうがないのですが、お店でも例えば、極端に距離が離れていたり、子どもが食べにくい場合に、分けるお椀を持ってきてくれます。
日韓ハーフに教える食事マナー|お皿は持って食べない
韓国では、日本のようにお皿を持って食べません。汁物でもテーブルに置いたまま食べるので、スプーンを使います。韓国の銀色の食器は、持つと熱く、昔は重さもあったようなので、置いたまま食べていたようです。
お皿を持って食べないのは、日本のマナーがしみついた私には難しすぎて、私は韓国でも持って食べています。家庭で食べる分には厳しく言われませんが、正式な食事の場所などでは必要な食事マナーなので、日韓ハーフの子ども達にはしっかり伝えておく必要があります。
日韓ハーフに教える食事マナー|あぐら、立て膝で座ってOK
韓国ドラマで、オンマ(お母さん)、アジュンマ(おばさん)達が、立て膝で座っているのを見たことがありますよね。韓国では女性の座り方は立て膝が基本。チマチョゴリをきれいに見せるための座り方のようです。
食事の時も、女性でも胡座(あぐら)や、膝を立てて座っても大丈夫です。日本では子ども達がそのような座り方をしたら、注意しますね。なので韓国に滞在中は、日本人である私は悩ましいのですが、「日本ではダメだからね」とその都度伝えています。
日韓ハーフに教える食事マナー|お箸の作法
日韓両国、渡し箸はタブー
お箸の作法に関して気を付けなければいけないのは、食事中に置く時は食器の上ではなく、テーブルの上に置きます。日本でも「渡し箸」といって、食器の上に置くのはタブーですが、家庭での食事では気にしない人も多くなってきたので、知らない子ども達が多いかもしれません。
韓国では一般家庭でもタブーだと言われますので、気を付けましょう。
韓国では、会わせ箸はOK
韓国ではお母さんが家族に「たくさん食べなさい」と、おかずを箸で渡す光景がよく見られます。その時に、直接箸で受け取る「合わせ箸」は、韓国では大丈夫です。
まとめ|日韓両国の食事マナーは小さい頃から教えておくことが大切!
日本では良くても、韓国ではダメなこと。逆に日本ではダメで、韓国では良いことがあります。日韓両国の食事マナーを覚えなければいけない子ども達は大変ですが、食事マナーは習慣なので、小さい頃から教えておくことが大切ですよね。
滞在している場所に合わせて、その国の食事マナーを教えてあげてくださいね。