日本で出産!出生届を一ヵ月以内に、韓国国内で提出するための方法

こんにちは!主人は韓国人。日韓ハーフの3人の子供を子育て中のはるはるです。

韓国での出生届は通常一ヵ月以内。外国で産まれた場合など正当な理由がある場合は、三ヵ月以内に提出できるようです。ただ、韓国国内で提出する場合、担当者が手続きに慣れていないこともあり、一ヵ月を過ぎると、言い合いや説明でかなり疲弊したことがあります。

韓国に韓国人配偶者がいる場合はもちろん、韓国の家族に代理で出生届を提出してもらうことも可能。韓国にいる家族の協力があれば、一ヵ月以内に提出することができます!

第3子の時に実践した、日本での出産から一ヵ月以内に韓国に出生届を提出する方法をご紹介します。

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日韓夫婦の出生届【韓国へ一ヵ月以内に提出できる条件】

日本で出産後一ヵ月以内に、書類を準備し、赤ちゃんのパスポートを作って韓国に渡航することは、現実的に難しいですよね。

韓国に韓国人配偶者がいる場合はもちろん、韓国人配偶者の家族がいれば代理で出生届を提出できます。

〇韓国人配偶者
〇韓国人配偶者の両親・兄弟で、家族関係証明書などで家族であることが証明できる場合

事前準備が重要になってきますので、以下のチェック項目を確認してください。

日韓夫婦の出生届【日本で出産する前に準備すること】

①韓国での出生届の届け出先に、提出書類などを確認する

私たち夫婦が提出した時に調べたり、担当者に確認して準備した書類などは以下の通りです。日本で出産することを説明し、以下の書類で間違いがないか確認しましょう。

韓国の出生届に必要な書類

・出生届受理証明書原本、又は赤ちゃんの名前が載った戸籍謄本原本

・出生届受理証明書、又は赤ちゃんの名前が載った戸籍謄本の、韓国語翻訳文

・出生申告書(※韓国で準備)

・家族関係証明書、婚姻関係証明書(※韓国で準備)

・申告者の顔写真付き身分証

・申告者の印鑑

韓国の提出先に確認する際のポイント

〇答えた担当者の氏名を記録しておく
〇可能であれば電話の内容を録音しておく

実際提出する時に電話確認した担当者が違うと、まったく違うことを言われる可能性があります。担当者の氏名を記録したり、できれば録音しておくと当日スムーズにいく場合があります。

②戸籍謄本の翻訳文書の準備

日本の戸籍謄本の、韓国語の翻訳文書の準備をしておくと、準備出来次第すぐに送付できるので安心です。調べると大体のフォーマットが分かると思うので、手書きやパソコンで基本だけでも作成しておきましょう。

③韓国の家族と、届け出のスケジュールを確認する

韓国国内で出生届を提出できるのは、韓国人配偶者、または韓国人配偶者の家族です。韓国に韓国人配偶者の両親や兄弟がいるのであれば、協力をお願いしましょう。

日韓夫婦の出生届【日本で出産後に準備すること】

①韓国での出生届の書類は、「出生届受理証明」より「戸籍謄本」が良い

韓国国内で提出する書類の中に、「出生届受理証明書原本、又は戸籍謄本」とあります。3人の子供の出生届を提出しましたが、毎回「出生届受理証明書」はダメでした。

「戸籍謄本」は赤ちゃんの氏名が反映されるまで少し時間がかかるので、出生届時にすぐもらえる「出生届受理証明書」が本当は助かります。ただ、事前に確認して持って行ったのに、毎回説明してもダメだと言われたので、確実な「戸籍謄本」を準備することをおすすめします。

②「戸籍謄本」取得のため、日本での届け出を出来るだけ早くすませる

日本での出生届から、戸籍謄本に反映されるまで時間がかかるため、赤ちゃんの名前が決まったら出来るだけ早く、日本での出生届を提出しましょう。

戸籍謄本に反映されるまでの期間は、市区町村によって違いますが、通常一週間程度。本籍地でない場所で提出した場合は、二週間程度時間がかかります。

③「戸籍謄本」が発行されたら、すぐに韓国に送付する

韓国での出生届一ヵ月以内に間に合うように、日本で戸籍謄本が発行され次第、すぐに必要書類を送付します。戸籍謄本など、出生届に必要な書類以外にも送っていたほうが良いものがあるので、以下を参考にしてください。

・赤ちゃんの名前が載った日本の戸籍謄本
・上記戸籍謄本の韓国語翻訳文
・赤ちゃんの韓国人の親の身分証明書原本(住民登録カード)
・赤ちゃんの日本人の親のパスポートコピー
・母子手帳のコピー
 ※市区町村の印鑑が押された「出生届出済証明」のページ
 ※出生時間や出産場所が分かるページ

日韓夫婦の出生届【韓国での届け出時のポイント】

在日大使館や領事館の方は外国で産まれた赤ちゃんの出生届の手続きに慣れているので、事前に問い合わせた内容と相違することはほとんどありません。

しかし、韓国現地の担当者は、めったにない手続きなので、手続きの方法を知らないことが多いです。親切ではない担当者もいますし、家族に代理でお願いするので、事前の問い合わせは十分に行っておくことが大切です。

必要書類を事前に確認しても、当日”違う”と言われた場合

必要書類や提出期限を、事前に確認したにも関わらず、届け出当日に「違う」と言われることは多々あります。問い合わせた時の担当者の氏名を記録、内容の録音、出生届を届ける予定の大体の日にちを伝えておくと、トラブルを回避できます。

一番重要な「戸籍謄本」を提出しても、「他にはないのか」と言われるもありました。明らかに間違いではないものは「この書類で間違いない」としっかり説明して確認してもらいましょう。

必要になりそうなものは、何でも準備しておく

必要書類以外にも、出生時間、出生した場所の住所などを聞かれたり、日本人の親のパスポート以外の証明書がないかを聞かれたことがあります。

母子手帳のコピーは準備した方が良いです。また、日本人の親の外国人登録カード、図書館のカード、韓国留学時の学生証、銀行口座など、韓国で暮らしたことがある証明書もあれば準備しておくと良いと思います。

まとめ|家族の協力があれば、日本で出産し、韓国で一ヵ月以内に出生届は提出できる!

出産後女性は動くことができないので、家族の協力は必須です。出産前に一ヵ月以内に提出できるようシュミレーションをしておきましょう。

私の子ども達は、3人とも違う方法で韓国国内で提出しました。第二子の時は、一ヵ月を過ぎても罰金はなく提出はできたのですが、時間がかかったり、言い合いをしたりと非常に大変でした。

今回紹介した方法は、経験を積みに積んだ、第3子の時の方法です。これでスムーズに一ヵ月以内に提出できました!トラブルなく提出したい、お二人の参考になりますように。

プロフィール
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はるはる

主人は韓国人、3人子育て中の主婦です。子育て&介護の中、社会と繋がるために様々なことを独学中!!今後役に立ちそうなITスキルを細々と勉強しています。
「ハル」は、韓国語で「一日」という意味。勉強したITスキルに関すること、育児、介護、韓国に関して、私の大切な一日一日を記録していきます。
別運営の「おやこITノート」もよろしくお願いしますmm

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