ビックモーターの裏切りから考える、「信じる力」と「疑う力」を同時に育てる子育て法

こんにちは!3人子育て真っ最中の、保育士はるはるです。

ビックモーターの、保険金不正請求に関連する事件のニュースはとても驚きました。車検や車の修理などは、車に詳しくない私にとって、会社を信じてお願いするしかないので「大手なら安心」という気持ちがあったからです。まさに裏切られた気分!

私たちは子ども達に、周りの人を信じ、協力する大切さを教えますよね。しかし現実では、「裏切り」も存在します。ビックモーターの事件を耳にして、親として子どもに「信じる力」と「疑う力」のバランスを教えることは、犯罪やトラブルを回避できる力になると思いました。

この記事では、保育士が考える「信じる力」と「疑う力」を教える子育て法をご紹介します!

スポンサーリンク

ビックモーター事件から考える子育て法「信じる力を育てるステップ」

信頼は人間関係における基本。信頼があるからこそ、子ども達は周りとの良好な関係を築き、社会的なスキルを磨くことができます。信じる力を身に着けるステップを確認しましょう。

親が信頼できる人間であることを示す

まず第一に、私たち親が「信じられる人」ということを示すことが必要です。

約束を守る、時間を正確に管理する、言葉と行動が一致するなど、生活の中での言動が、子ども達にとっては分かりやすいと思います。親自身が信頼できる行動を示すことで、子どもは何が信頼できる行動なのかを学び、真似をして覚えていきます。

友人を大切にすることを教える

子ども達が独り立ちしていくためには、「友人」の存在は大きいですよね。

親友との約束を守ること、秘密を共有するときの適切な境界を設定すること、友達を尊重することなど。これまで私たちが子ども達に教えていることは、引き続き伝えていきましょう。

自分自身を信じる力を育てる

子ども自身が、自分の感情、思考、行動を信じることができるよう、日頃の声掛けの仕方が大切になってきます。

子どもの考えを否定せず聞いてあげたり、頑張ったことは褒めてあげるなど、しっかり向き合いましょう。子どもの言動に対して応えてあげると「自分は認められている」と感じ、自分を信じる力が育っていきます。

ビックモーター事件から考える子育て法「健全な疑う力を育てるステップ」

子ども達には、「健全な疑う力」も必要です。「信用しない」ことを教えるのではなく、子どもが自分の直感に従い、情報について疑問を抱き、自分で真実を確認する能力を育てることが大切です。

子どもの意見を否定せず、そう考える理由を聞く

子ども達が自分の直感を信じることができるようにサポートしましょう。

お子さんが何かについて「おかしい」と感じたり、意見や考えがある場合、頭ごなしに否定してはいけません。その感情を無視するのではなく、「どうしてそう考えたのか」理由を聞き、考えをまとめる手伝いをしてあげましょう。

情報を選択する方法を教える

情報の信ぴょう性をチェックするスキルをつけることは、「健全な疑う力」を育てる基本です。

複数の情報源から確認する、信頼できる大人に尋ねる、という方法を教えておきましょう。

「自分の利益になるか」で判断することを教える

「健全な疑う力」は、詐欺などの犯罪からも身を守ることに繋がります。

友人や他人からの約束や提案について、「本当に自分の利益になるか」で判断することを教えると、子ども達は理解しやすいです。表面の魅力ある話だけで判断せず、実行したらどうなるかをシュミレーションして判断することを教えてあげましょう。

ビックモーター事件から考える子育て法「裏切りへの対処法」

「裏切り」への対処法は、経験して覚えていくしかない

親として我が子には「裏切り」を経験してほしくないですが、現実には、「裏切り」という不愉快な経験から子どもを完全に守ることはできません。経験から、その時感じた気持ちへの対処法を、子ども自身が学んでいく必要があります。

「裏切り」を経験した時の、自分を守る方法を教える

「裏切り」を回避することは不可能なので、お子さんが自分の心を守る方法を教えておく必要があります。

親や、友達の両親、教師、地域の方など、信頼できる大人と、話しやすい状況を普段から作っておくことは、いざという時に子ども達の心を守ってくれます。また裏切られた人から、距離を置くなど、具体的な方法も伝えましょう。

まとめ|信じることと疑うことのバランスがとれていることが重要!

お子さんの将来にとって、「信じる力」はとても重要ですが、「疑う力」も身を守るためには必要です。

「裏切り」を経験した時の、心の傷や、対処した労力は半端ないので、どうしても「疑う」ことに重点を置いてしまいがちですよね。しかし人間関係は信頼でなりたつものなので、「信じる力」と「疑う力」のバランスがとれるようにサポートしていきましょう!

プロフィール
このブログの管理人
はるはる

主人は韓国人、3人子育て中の主婦です。子育て&介護の中、社会と繋がるために様々なことを独学中!!今後役に立ちそうなITスキルを細々と勉強しています。
「ハル」は、韓国語で「一日」という意味。勉強したITスキルに関すること、育児、介護、韓国に関して、私の大切な一日一日を記録していきます。
別運営の「おやこITノート」もよろしくお願いしますmm

はるはるをフォローする
子育て
スポンサーリンク
はるはるをフォローする
タイトルとURLをコピーしました