こんにちは!主人は韓国人。日韓国際結婚10年目のはるはるです!
私たちは夫婦別姓。そして3人の子ども達は二重国籍で、パスポートは現在日本のものしか持っていません。
「家族でパスポートの名字(姓)が別姓だと何だか心配」と思ったことありませんか?実はパスポートの名字(姓)の横に、別名を併記することができるんです!
国際線を利用する際には、親子関係が証明できる書類を念のため持参していますが、子どものパスポートに「父親の名字(姓)」の記載があると安心ですよね。
パスポートの申請時に手続きをしたら良いので、とっても簡単。家族でパスポートが別姓であるのが心配なら、この方法をおすすめします!
二重国籍の子どものパスポートに別名を併記した理由
外務省のホームページには、パスポートの別名併記制度についてこのように記載されています。
旅券申請者からの申出を受け、外務大臣又は領事官は、我が国又は外国の政府機関又は地方公共団体が発行した書類等により戸籍に記載されている氏名以外の呼称が社会生活上通用しているものであることが確認され、かつ、申請者の渡航の便宜のため特に必要であると認める場合に、戸籍に記載されている氏名に加えて当該呼称を併記することができることとなっています。
…ちょっと難しい内容ですが、別名があることを証明できるものがあれば、併記できるということ。私は2つの理由で、子ども達のパスポートに韓国姓を併記をしました。
国際線を利用する時に安心なので
日韓両国を行き来する際、時間短縮するため、主人と私がそれぞれ子どもを連れて出入国の手続きをしています。パスポートだけ見ると、国籍も違い、姓も違うので、主人と子どもが親子であることが分からず、気になっていました。
別名を併記しても、表面だけの問題で、パスポートのICチップ内には反映されないようです。それでも、「父親の名字(姓)」が記載されているのは安心できます。
出入国時に限らず、何かの時に親子の証明にもなると思い、韓国姓を併記しました。
二重国籍である証のため
現在日本に住んでいる子ども達は、日本のパスポートだけでも問題ないので、韓国のパスポートを申請していません。日本のパスポートに韓国名を併記できれば、「自分は韓国人でも日本人でもある」と、意識できると思います。
日本のパスポートに別名が記載できると、子ども達のアイデンティティの確立に役立つと思っています。
パスポートへの別名併記のための必要書類
子ども達のパスポート申請の際に、別名も載せてほしいことを伝えました。必要な書類は詳細に書かれていないので、私の体験談を参考にしてください。
別名併記のために、私が持参した書類
〇日本の「戸籍謄本」
〇韓国の「家族関係証明書(가족관계증명서)」or「住民登録票(주민등록표)」
〇韓国人の父親のパスポート
〇韓国人の父親の在留カードや、父親と子供の保険証など
韓国名が書いてある公的な証明であれば何でも良いと言われましたが、「別名の取得日」を書く必要があったので、韓国の「家族関係証明書」か「住民登録票」が確実です。「出生日」や「住民登録日」など、書類の中に書いてある日付を書けば大丈夫でした。
日本の戸籍謄本は、パスポート申請のために持参しているもので大丈夫です。戸籍謄本の父親の氏名と、パスポートなどの他の書類で、親子であるのか確認をしてました。
そのため、父親の在留カードや、父親と子供の保険証など、証明できそうなものはすべて持って行った方が良さそうです!
このように、日本姓の横に「別姓」として韓国姓が表記されます。
子ども達は韓国の名前を持っているので、名前の部分も「別名」を併記できます。
夫婦別姓の日本人女性も、別名を併記できる!
実は私のパスポートも、子ども達と同じく「別姓」として、主人の姓を併記しています。
夫婦別姓ですが、パスポートに主人の姓が併記されているので、結婚した証にも感じられますよ。パスポートを更新する時に、是非手続きしてみてください♪
まとめ|家族別姓でも、パスポートへの別名併記で安心!
パスポートへの別名併記の手続きはとても簡単でした!ただ、必要書類が曖昧で、問い合わせて確認して行ったのに、窓口でさらに違う書類を要求されたりしたことがあります。
韓国人は漢字名も使うので、証明書によっては、英語表記ものと漢字表記のものがありますよね。それが原因で、本人かどうか確認ができないことがあるからです。パスポートだけで心配な場合は、漢字表記の証明書もあると安心です!
家族別姓の私達ですが、全員のパスポートには主人の姓が記載されています。ちょっぴりうれしいのと、海外への移動の際に安心できますよ。
私の体験談を、是非参考にしてくださいね!