こんにちは!脳梗塞で左片麻痺の障害がある母の、介護歴8年のはるはるです。
脳梗塞の後遺症で、左片麻痺がある母の介護をしています。
自分の思うようにいかない身体で一日が長く感じるようなので、片手でもできる趣味探しは必須ですよね!
ダイソーで、折り紙や塗り絵、写経ノートを購入したところ、なんと母が「写経」にはまりました。普段吸わすことも嫌がる母ですが、毎朝1時間近く、取り組んでいます。
片麻痺の障害がある高齢者にとって、「写経」はメリットが多いです!是非やってみませんか。
片麻痺の高齢者の意外なリハビリ「写経」で得るメリット
私が一番驚いたのが、母がずっと長い時間座っていることでした。普段は「しんどい」と言って、座ることも嫌がり、ずっと横になっているからです。
写経の文字数は276文字。文字を書くスピードで時間が変わってはきますが、一般的には約1時間ほどかかるようです。
片麻痺の高齢者が、一時間集中して座って文字を書くことのメリットをご紹介します。
【片麻痺の高齢者の写経】メリット|長時間座ることで筋トレになる
片麻痺の高齢者は、身体のバランスが悪く、動く半身に意識が集中したり、力が入っているので、座っているだけでも疲れやすいです。私の母も、長く座っていることをとても嫌がります。
ですがそれはつまり、座っているだけでも運動になるということなので、動く方の半身の筋肉を維持するためには必要ですよね。
写経を始めると、最後まで終わらせたいという気持ちになります。1時間は文字に集中して座っていられるので、筋トレになります。
【片麻痺の高齢者の写経】メリット|使える方の手の運動になる
字を書くというのは、とても繊細な動きですよね。使える方の手も、細かく動かすことで、機能運動になります。
【片麻痺の高齢者の写経】メリット|脳が活性化する
脳梗塞の後遺症で片麻痺が残ってしまった後は、残った運動機能を維持することしかできないと思うのですが、中には運動機能が回復される方もいらっしゃいます。
脳には神経細胞のネットワークを再構築する力があるようなので、リハビリなどで身体を動かしたりして脳を刺激することはとても大事なことですよね。
認知症の予防にも良いと言われている写経!一字一字集中して、目や手を動かすことは、脳を活性化することに繋がります。
【片麻痺の高齢者の写経】メリット|ストレス解消になる
積極的に運動ができない、片麻痺の高齢者は、ストレスがたまりやすいです。ストレスを貯めると、免疫力もさがってしまいますよね。
心が落ち着いている状態を作ることはとても大切です。写経に没頭すると、頭の中を空っぽにすることができるので、静かなな落ち着いた時間を過ごせます。
まとめ|写経は、片麻痺の高齢者のリハビリにおすすめ!
左片麻痺の母の、趣味の一つになった「写経」。様々なメリットがあり、本当におすすめです。
墨と習字紙で書く、本格的な写経セットや、ダイソーなどで販売されている気軽に始められるものもあります。
片麻痺の高齢者に、是非おすすめしてみてくださいね。