予期せぬ「死球」の対処法から学ぶ!5つの能力を備えておくと、介護がグンと楽になる!

こんにちは!介護歴7年の、はるはるです♪

最近のニュースは、WBCで持ちきりですね!真剣に戦うスポーツを見ていると、ワクワクした気持ちになったり、試合の状況に一喜一憂させられたり、気力をもらえます!

ただ、試合中度々でる「死球」には、野球につきものとは言えドキッする…。見ている私は「死球」が、予期せぬ出来事でビックリしてしまうのですが、選手達にとっては、発生するであろう予期せぬ出来事に対して備えているので、冷静に対処できていますよね。

私は、脳梗塞の後遺症で片麻痺を持っている実母を、家族と交代で介護しています。介護の場面においても「死球」のような予期せぬ出来事に遭遇することは多々!!

しかし、介護も経験を積んでくると、予期せぬ出来事に冷静に対処するために、備えておきたい必要な能力が分かってきました。

それはたったの5つ!5つの能力を備えておけば、介護する側も気持ちがグンと楽になるかもしれませんよ♪

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介護者に必要な【コミュニケーション能力】

母は「話を聞いてほしい」とよく言います。介護する側としては話を聞いてあげているつもりでも、身体が不自由なことで、一日の時間が長く感じる母にとっては、物足りない時があるのでしょうね。

幸いうちには、3人の子供達が常に母の周りで話しかけてくれるので、母が「うるさーい!(笑)」という程にぎやかです。

介護する側は忙しいので、なかなか時間を取ることが難しいかもしれませんが、「今忙しい!」ではなく、「これが終わったら聞くね」「あと30分待ってね」と、話を聞く態度を示すことが大事です。

ポイントは明るく伝えること!声に明るさがあると「話を聞いてくれるんだ」という気持ちになりますよね。

介護者に必要な【シュミレーション能力】

片麻痺の高齢者の介護では、起こるであろう事故に対して、シュミレーションをしておくことが大事です。例えば…。

〇歩きが不安定で転ぶことが多い:足元に危ないもの、滑るものがないか、家族みんなが注意できるようにする。

〇麻痺している側の認知能力が低い:並んで歩く時に、麻痺している側でいつでも支えられるようにする。

〇事故が起きた場合の連絡先:「緊急の連絡先」や、「こういう場合はどこに連絡する」など、家族全員が見れる場所に貼りだす。

介護施設の職員や、ケアマネージャーにも、どんなことを気を付ければ良いのかアドバイスをもらいましょう。

また、メインの介護者だけでなく、周りの家族も共通して知っておくことがポイントです。

介護者に必要な【自己ケア能力】

自己の身体や心のケア。これは介護者にとって一番重要!!

介護者はどうしても、介護することを生活の軸にしてしまいがちですが、意識的には「自分を優先」することが大事!私はこれがなかなかできず、心理的に辛い時期がありました。

今では、フラダンス教室に通ったり、オンライン講座に参加したり、自分のための時間を作っています。自分自身を大切にしていないと、介護自体に不満を感じてしまい、予期せぬ出来事が発生した時に、冷静に判断ができなくなってしまいます。

介護者に必要な【自己成長能力】

片麻痺という障害の有無に関わらず時間の経過とともに、同じ介護では難しくなってくるので、介護技術の向上や、コミュニケーションスキルの改善など、自己成長を意識することが大事です。

一緒に過ごしていると介護者の変化に気づきにくいこともあるので、介護施設やヘルパーさんを利用しているのであれば、第三者にも今の状態や変化を聞くこと!

介護者の身体的、心理的変化にあわせて、自己自身の技術的、知識的成長も意識しましょう。

介護者に必要な【助けを求める能力】

介護施設以外にも、最近では、訪問リハビリマッサージや、訪問美容、福祉ネイルなど、動くことが難しい高齢者へのサービスが増えてきました。

私の母はスピリチュアルなことが好きなので、知り合いのスピリチュアルカウンセラーの所に連れて行ったり、私の習い事のフラダンスの先生にお願いして、ダンスを見学させたり、周りを巻き込んで介護をしています。第三者との関わりは、介護される側にとっても刺激があり、気持ちが明るくなるかもしれませんよね。

決して孤独に介護をしないよう、周りに助けを求める能力を備えておくことが大事です。

まとめ|前向きな介護のために5つの能力を備えておくのは、何より自分自身のため!

ずーっと前向きな気持ちで明るく介護するのは難しいです。でもそれで気持ちが落ち込んで、自分が壊れてしまうと元も子もないですよね。

5つの能力を事前に備えたり、意識することで、「死球」のような予期せぬ出来事が起こっても、気持ちの切り替えが上手になると思います。

介護をする年月に合わせて疲弊していくよりも、その経験をプラスに変えられると、自分自身の能力になりますよね!少なくとも私は「介護のおかげでこんなことができるようになった」と自信にかわってきました。

あなたの気持ちも、良かったり悪かったり日々変化すると思いますが、前向きに気持ちの切り替えができるように、是非5つの備えたい能力を意識してみてください!

プロフィール
このブログの管理人
はるはる

主人は韓国人、3人子育て中の主婦です。子育て&介護の中、社会と繋がるために様々なことを独学中!!今後役に立ちそうなITスキルを細々と勉強しています。
「ハル」は、韓国語で「一日」という意味。勉強したITスキルに関すること、育児、介護、韓国に関して、私の大切な一日一日を記録していきます。
別運営の「おやこITノート」もよろしくお願いしますmm

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