
こんにちは!主人は韓国人。国際結婚10年目のはるはるです!
日本では、父の日と母の日が別々でありますが、韓国では5月8日に両親の日「オボイナル(어버이날)」があります。
私は結婚する前に、韓国の家族と一緒に住んでいる時期がありました。その時に「オボイナル(어버이날)」のプレゼントを主人に相談した所、「現金でいいよ」の一言!!絶対おかしいと思い、韓国人の女友達にも相談すると、同じ答えで、カルチャーショックを受けた記憶があります。
これから結婚する相手の、お義父さんお義母さんに「父の日・母の日」のプレゼントを考えているのであれば、「現金」でOK!!しかも、あからさまに現金をプレゼントするカタチが、一番喜ばれます(笑)。
韓国の両親の日「オボイナル」の、現金プレゼント事情をまとめました!
韓国の父の日・母の日「オボイナル」で現金を贈る理由

理由は「現金が好きだから」です。主人や、韓国人の友達みんな口を揃えて言っているので間違いない!キャッシュレス社会の韓国でも、この日だけは「現金主義」です。
日本ではお祝儀など以外で、プレゼントで「現金」をあげることは避けることが多いですよね。お金をプレゼントする時は、商品券にして渡すのが一般的。
でも韓国ではそんな面倒なことはナンセンス!そのままの現金が一番喜ばれます。プレゼントが現金で良いなら、むしろとても楽かもしれません。
韓国の父の日・母の日の、現金の相場は?

相場は特にないようですが、韓国のある調査で、既婚者で33万ウォン(約3万3千円)、未婚者で25万ウォン(約2万5千円)という結果もあるようです。
私達夫婦は、一年に一回この日に、一年分の気持ちを込めて、毎年大体50万ウォン(約5万円)。主人の兄弟とあわせてプレゼントすることもあります。
プレゼントなので気持ちが一番大事。食事やプレゼントの費用も含めて、考えても良いですね。
韓国の父の日・母の日の、現金プレゼント方法
現金を袋にいれて送るよりも喜ばれるためには、「現金が見えるようにあからさまに」がポイント!韓国では「オボイナル」が近づくと、様々なお店で、「現金が見える」プレゼントグッズが販売されています。
オボイナルは、現金をお花やケーキと一緒に
お花や、ケーキと一緒に現金をプレゼントされる方が多いようです。お花の横に現金を並べたり、ケーキの中から現金が飛び出したりするものもあります。

オボイナルは、現金が見える入れ物で
日本のお祝儀袋のような、現金を渡す時の袋に入れる方もいますが、このように分かりやすく現金を見せて渡せる入れ物がたくさん販売されています。

オボイナルは、家族で盛り上がれる一工夫で
変わり種として、お金をつないでネックレスのようにしたり、扇子に貼ってみたり、「何これー!」と盛り上がる渡し方も良いですね。
韓国で「オボイナル」は、家族で集まってお祝いする家庭も多いので、盛り上がる仕掛けをすると楽しめます。

まとめ|韓国の父の日・母の日の「オボイナル」は、現金のプレゼントで喜んでもらおう!

日本では普段、現金を直接渡すことを避けがちですが、「オボイナル」のプレゼントを見た時、とても面白くて笑顔になったので、日本の両親へも良いなと感じたことがあります。
ただ日本では、特に目上の方への現金は失礼にあたることもあるので、難しい所ですね。私も日本の両親へはどうしても抵抗があり、旅行や物をプレゼントしています。「このお金で旅行してね」と、渡し方によっては喜ばれるかもしれませんね!
韓国のお父さん、お母さんへのプレゼントは、現金一択で間違いありません(笑)。もちろん、日頃の感謝の気持ちを伝えることも忘れずに♪